所長挨拶


皆様の「かかりつけ健診機関」として

 当センターは、年間に人間ドックは約31,000人、健診は10万人以上の方に受診していただいております。健診は受けて終わりではなく、再検査や精密検査が必要になった場合は確実に受診され、生活習慣の改善に取り組み、毎年の健診でチェックを行うことで健康の維持・増進に繋げていただくといったサイクルが疾病の重症化予防には重要なこととなってきます。当センターでは、「一次・二次・三次の包括的な健康支援」を目指して、日本人の死因の第1位であるがんに関しては、早期発見と同時に適切な治療が必要となるため、専門の医療機関との連携により紹介を行い、一方、生活習慣病に関しては、再検査外来をはじめ重症化予防につながる各種外来診療を実施しております。人間ドック・健康診断・外来診療を通じて、皆様の「かかりつけ健診機関」としての生涯を通じた健康支援を提供できる体制の整備を今後とも進めて参ります。

【熊本地震から一年】

 昨年は、4月に熊本地震が発生し忘れることのできない出来事となりましたが、皆様におかれましてはさまざまな思いで一年をお過ごしのことと存じます。また、熊本地震に際しては、当センターへも多くの方々から応援や励ましのお言葉を頂戴し心より感謝申し上げます。
 予防医学を実践する機関として、地震後の避難所生活において生活不活発病の1つとして深刻な健康問題となったエコノミークラス症候群の予防啓発活動や、自らも被災者でありながら住民支援に奔走した自治体職員のカウンセリングを実施いたしました。熊本は復興の最中にありますが、当センターの基本理念“Health for All, All for Health”「すべての人に健康を、健康に全力を」を基に、皆様が健康を維持し生活再建ができるよう、健康を守る役割を担って参りたいと存じます。
 これからも皆様に選ばれる健診機関として職員一同努力して参ります。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

日本赤十字社熊本健康管理センター 所長 緒方康博(おがたやすひろ)
●社団法人日本循環器学会認定循環器専門医
●社団法人日本内科学会認定内科医

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