胸部CTで肺がんの早期発見・早期治療を!
日本人の肺がん死亡率は、男女合わせて第1位
肺がんの死亡率は男性では第1位、女性では第2位を占め、年々増加する傾向にあります。禁煙などの予防が大切であるのは言うまでもありません。
同時に早期発見・早期治療が重要です。そのためには胸部CTをお勧めします。
胸部Ⅹ線検査では発見される肺がんのうち、早期がんは20%程度です。
原因
- 肺の一部が心臓・肝臓・骨などと重なる
- がんが小さい場合には写らないことがある
- 陰影が淡く、見えにくい
など胸部X線には弱点があります。
胸部CTはこの弱点を補い、肺がんの発見率は胸部Ⅹ線検査の約8倍です
特にお勧めしたい方
- 40歳以上の方
- 喫煙者(または同居者が喫煙者)、過去に喫煙歴のある方
- せき、痰などが続く方
- がんの家族歴がある方
など
早期の肺がんを早く見つけると
- 根治的治療or根治療法が可能(他部位への転移がない場合)
- 胸腔鏡手術などの身体的負担の少ない治療法が選択可能であれば、治療期間の短縮や術後のQOL(Quality of Life)の維持など、多くのメリットが期待されます。
当センターの胸部CTの特徴
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高性能のCT検査装置による検査を行っております
→短時間で鮮明な画像が得られます。
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低線量撮影を行っています
→ 放射線の被ばく線量が少なくてすみます。
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二人の専門医による読影を行い、過去の画像がある方では比較読影を行っております。
→ 精度の高い検診を提供します。
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その他の特徴
→ 肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)や炎症性などの、がん以外の疾患もわかります。
胸部CT画像
症例1:【腺がん】胸部CT初回受診の方
(胸部X線画像では指摘出来ず)
症例2:【左悪性胸腺腫】胸部CT
初回受診の方