精密検査とは
精密検査とは、検査で見つかった異常が、具体的にどんな病気によるものなのか、治療が必要なのかを確認するためのさらに詳しい検査です。人間ドックや健康診断の結果、精密検査が必要な方に対して、紹介理由や血液データを記載した紹介状をお渡しします。
精密検査受診までの流れ
STEP01:医療機関を決める
![紹介状の写真](https://www.kenkan.gr.jp/wp/wp-content/themes/kenkan_2023/assets/images/detailed-examination/img-introduction.jpg)
まずは主治医にご相談ください。医療機関の指定はありませんが、紹介状に記載された診療科を受診してください。
STEP02:医療機関に電話する
STEP03:紹介状を持って受診する
人間ドックや健康診断の結果、専門の医療機関を受診する必要があると医師が判断した場合、ご本人の希望をうかがいながら適切な医療機関をご紹介します。
- がんが疑われる
- すぐに治療を開始する必要がある
- より精密な画像診断等を受ける必要がある
特に、上記のような場合は、速やかな受診につながるよう診療情報提供書を作成し、初診日の予約をお取りします。
下図は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。
![精密検査までの流れの図](https://www.kenkan.gr.jp/wp/wp-content/themes/kenkan_2023/assets/images/detailed-examination/img-flow.jpg)
診療情報提供書とは
概ね200床以上の医療機関を受診される場合は、診療情報提供書が必要です。診療情報提供書とは、受診先の医療機関名、診療科等が明記された紹介状のことです。
医療機関名等の記載がない紹介状では、初診時に選定療養費として診療費とは別に7,000円(税別)程度の金額を請求されることがあります。
![診療情報提供書の写真](https://www.kenkan.gr.jp/wp/wp-content/themes/kenkan_2023/assets/images/detailed-examination/img-information_letter.jpg)
受診先でお困りの方
かかりつけ医をお持ちの方は、まずは主治医にご相談ください。お近くの医療機関をお探しの方は、医療情報ネット(ナビイ)を利用して、医療機関を地域別・診療科目別に検索することができます。ぜひご活用ください。
精密検査が未受診の方へ
精密検査が必要な方で、人間ドックや健康診断から3カ月、検査項目によっては6カ月が経過しても、医療機関から精密検査の結果のお知らせがない場合、文書にて以下の内容をお尋ねし、再度受診をおすすめしています。
①医療機関を受診済みか未受診か
②受診済みの場合は医療機関名と診断名
③未受診の場合はその理由
返送方法につきまして、郵送またはwebでの報告のいずれかをお選びいただけます。
![精密検査のお知らせハガキの写真](https://www.kenkan.gr.jp/wp/wp-content/themes/kenkan_2023/assets/images/detailed-examination/img-detailed_examination.jpg)
重症化してしまうその前に
人間ドックや健康診断は、がんなどの病気の早期発見と生活習慣病発症予防を目的に実施されています。こちらの図は検査項目別の精密検査受診率です。残念ながら、生活習慣病関連の項目については、受診率が低くなっています。
「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」などの生活習慣病は、自覚症状に乏しく、長年に渡って放置した結果、大事な血管を傷めつけ、それが重篤な脳血管疾患や心疾患につながります。自覚症状がなくても、かかりつけ医を決めて定期的に検査を受けましょう。
![検査項目別の精密検査受診率のグラフ 2019年度人間ドックより](https://www.kenkan.gr.jp/wp/wp-content/themes/kenkan_2023/assets/images/detailed-examination/img-graph_v2.jpg)
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096-387-67249:00~16:00(土日祝日・年末年始を除く)
FAX:096-387-6654